講演活動のご案内

  • 手話と日本語の違い
  • 聴覚障がい者を雇用する際の配慮
  • 聴覚障がい者の日本語の習得について

これらの内容について、講演を行います。

2017年7月。私は3ヶ所から講演のご依頼をいただきました。
「新潟の聴覚障害者 就労継続施設 開所5周年 記念式典での基調講演」
「大手IT関連企業の勉強会」
「埼玉県川口市の障害者施設主催の教養講座」
です。

テーマは大きく分けて、2つ。

「聴覚障がい者の日本語の習得について」

聴覚障がい者が書く文章をご覧になった方は、きっと驚かれると思います。
「聞こえない人には筆談すればいいと思っていたけど、なんでこんなに文章に間違いが多いんだろう?」
でも、それは聞こえない方の、個人の資質の問題ではありません
日本語教育能力検定試験に合格して、5年間欧米のビジネスマンを対象に日本語教師をして、その後、手話通訳士になりました。
日本語教師の経験に基づき、「母語の干渉」という観点から「聴覚障がい者が日本語の文章を間違える理由」を解説いたします。

「手話と思いやり」

2016年(平成28年)4月「障害者差別解消法」が施行されました。
また障害者の法定雇用率も、民間企業【2017年(平成29年)8月現在 2.0%】ですが、【2018年(平成30年)4月 2.2%】に引き上げられる予定です。
それにともない、企業に事務職として採用される聴覚障がい者の方が増えていきます。

でも、ちょっと待って!!
企業の方々は、「手話のこと」「聴覚障がい者のこと」「手話と日本語の違い」を、どれほどご存知でしょうか?
「うちの職場の聴覚障がい者の人、最近ずっと休んでるけど、どうしたのかしら?」
そう思っていらっしゃる方もあるのではないでしょうか?
聴者(聞こえる人) ばかりの職場に採用された聴覚障がい者が、どんな思いをしているのか。
どんな配慮が必要なのか。
ご理解を広めたいと、心から願っています。

聞こえる方も聞こえない方も、誰も我慢することなく、思い合って過ごせますように…
そのために、これからは、講演活動に力を入れてまいります。

お問合せ

テンダー手話教室&日本語教室
代表 手話通訳士&日本語教師 鈴木隆子
〒181-0002 東京都三鷹市牟礼2‐8‐19
TEL 090(6110)3937
メール:tako-0908@ezweb.ne.jp

朝から夜まで、仕事でお電話にでることができません。メールでご連絡をいただければ幸いです。

お問合せは手話通訳.comホームページ(別ウィンドウが開きます)からお願いいたします。